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水彩背景

小児の泌尿器科

夜尿症(おねしょ)、包茎、丸などの相談も行っております。

尿症(おねしょ)

夜尿症とは、5歳以降になっても夜間の睡眠中におねしょが続く状態を指します。成長に伴い自然に治ることも多いですが、学童期まで続く場合は専門的な対応が必要となることもあります。原因としては、膀胱の発達の遅れ、抗利尿ホルモンの分泌不足、睡眠の深さなどが関係していると考えられております。

主な症状

  • 5歳を過ぎても毎晩または頻繁におねしょがある

  • 昼間のおもらしはないが、夜だけ失禁する

  • 深い睡眠中に起こるため、本人に自覚がない

夜尿症
小児イメージ

包茎とは、陰茎の先端(亀頭)が包皮に覆われていて、十分に露出できない状態を指します。小児の多くは自然な「生理的包茎」であり、成長とともに徐々に剥けていくため、すぐに治療が必要なケースは少ないです。ただし、包皮の出口が極端に狭く、排尿困難や繰り返す炎症がある場合は、治療を検討します。

主な症状

  • 包皮が剥けない(学齢期を過ぎても)

  • 排尿時に包皮が膨らむ

  • 亀頭や包皮の炎症、赤み・腫れを繰り返す

  • 痛みを伴う勃起や排尿困難

丸(精巣)は、通常左右の陰嚢に1つずつありますが、乳幼児期から学童期にかけて、睾丸が「ない・上がっている・腫れている」などの異常に気づかれることがあります。停留精巣、水腫(陰嚢の腫れ)、鼠径ヘルニア、ねじれ(精巣捻転)など、早期に対応が必要な場合もあります。

主な症状

  • 丸が片側または両側に見当たらない

  • 陰嚢が腫れている、触れると痛がる

  • 突然の強い痛みと腫れ(精巣捻転の可能性)

  • 陰嚢の中が透けて見える(水腫の可能性)

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